浦安市なぎなた連盟

武道で交流

先日、柔道交流で来日した東南アジアの10代〜30代の若者たちのお世話をする機会がありました。
なぎなたの話ではないのですが、同じ武道つながりで、その時の事をお話しさせていただきます。

最初に訪れたのは、柔道の聖地、講道館。
道場の正面には柔道の創始者嘉納治五郎氏の写真と椅子。始めはその正面に向かっての「礼」。そして教えて下さるに先生に「礼」なぎなたも同じです。
若者たちは、憧れの道場で先生方から教わろうと、眼が輝いていました。
講道館にはミュージアムもあり、嘉納治五郎氏に所縁のあるものが並んでます。
嘉納氏は、年齢性別国籍を問わずに、柔道を世界中の色んな人に広めたかったそうです。
東南アジアの若者の中には、宗教上の決まりでスカーフで頭を覆い柔道着を着てる女の子たちもいました。
そして、私たちが帰る時、入れ違いに、たくさんの子供達が、道場に入って行きました。

次に、柔道着を作っている工場見学です。
どこかで見た事のあるブランドマークのこの会社は、なぎなた衣やすね当はもちろん、武道関係全般を扱っているそうです。裁断や縫製など、柔道着製作工程の現場を見学しましたが、皆さん、日本製の柔道着、憧れの様でした。私も普段使っているお稽古着や防具が、色々な人の手を経て、こうやって作られているのか、と興味深々でした。

アジアの若者達は、中学生や大学生たちと合同稽古をし、交流を深めて帰国して行きました。
彼らは、本場の柔道を少しでも多く吸収し持ち帰って仲間に教えたい。そして日本の学生たちは、本場の恥にならないよう誇りを持って柔道をする。
見ていてパワーをもらいました。

なぎなたは、まだ柔道ほど世界に浸透してませんが、もっと多くの人に知ってもらい、世界の人たちと
なぎなた交流が出来たらいいですね。。。